こんにちは。鬼頭です。今日で4月も終わりですね。
今日は水曜日で定休日ですが、事務作業が終わらず、よなべ仕事をしています。
放っておくと、このままブログを忘れてしまいそうなので、
ギリギリ月内に更新してみました。。。

さて先日、日経新聞などで
【不動産取引の重要事項説明がネットでも可能になる】
という記事がありました。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS1901Y_Z11C13A2MM8000/

今は、不動産取引では、宅地建物取引主任者が対面でお客様に説明する必要があります。
それを楽天などから、「出向いて説明を受けるのは非効率」と言う理由で、
改正を求められています。

一見、もっともらしい理由です。
確かに、不動産取引の際に、遠方からでも、お越しいただく必要があるので、
面倒は面倒です。
今月締結した契約でも、沖縄と和歌山のお客様に、豊明までお越しいただきました。

これが面倒だからオンラインでもできるように。だそうです。
事前に、メールなどで重要事項を送付して、
ネット電話などで説明するそうです。。。
そんなんで、ニュアンス伝わるのでしょうか?

それに、「はい。」って渡された、
旅行や保険の約款を隅々まで目を通してますか?

「これ、重要事項説明書。読んどいてー。」レベルの不動産業者さんなら、
それで良いと思いますが。。。
と言うより、そんな不動産業者が多いから、
こんな話が出ちゃうんですよね。。。

でも、不動産の重要事項説明って、物件の状況や取引条件など、
とても大切なことを説明するんです。
正直、1件の重要事項を説明するのに、1時間は掛かります。
重要事項は読むだけではなく、お客様に説明して、
ご納得、ご理解いただくための書類です。

詳しくはこちらを参考にしてくださると嬉しいです。

オンライン化したら、トラブルが増える一方だと思うのですが、
それでもやるのは、もう一つ別の大きな理由があるからでしょう?

つまらない話が長くなりそうなので、続きはまた次回にします。。。

グレイス不動産株式会社
鬼頭 克郎