こんにちは。鬼頭です。
最近めっきり仕事のことを
書いていないことに気が付いたので、
今日は珍しく不動産関係のことを
書こうと思います。

という訳で先日、と言っても先月ですが、、、
平成28年の基準地価が発表されました。

基準地価は、都道府県が国土利用計画法に基づき発表する、
毎年7月1日時点での地価指標です。

路線価と同様に、実際の取引価格とはとても乖離がありますが、
その土地価格の傾向を昨年と比較することができます。

愛知県は昨年に引き続き、
名古屋駅圏・西三河の地価が上昇しているという報道がされています。
名駅周辺はリニアへの期待感と名駅の再開発の影響で
基準地価が全国で1・2番目の大幅上昇。
西三河地方は、トヨタ系企業が景気をけん引してくださる影響です。

名古屋市を除く住宅地の上昇率が高い地域順位は、
日進・みよし・大府・長久手・豊明の順です。

豊明市の状況ですが、そうです、
愛知県内で5番目の上昇率です。

住宅地・商業地・工業地全てで、2年連続で上昇しています。
昨年は2.3%の上昇で、今年も2.7%の上昇です。

豊明市の平均坪単価で換算すると、
1年で土地の坪単価が1万円ちょっとずつ
上昇している計算になります。

そうです。豊明市は現在、
不動産が一時期よりも良い金額で動いています。

でも、上昇率は高いのですが、
豊明の隣接都市と比較しますと、
豊明市の土地単価は低いです。

豊明市で一番地価の高い前後駅周辺の平均価格と
近隣の駅を比較しますと、

刈谷駅は53%、
知立駅は25%、
鳴海駅は17%、
大府駅は16%
も前後駅周辺より地価が高いです。

豊明で30年間、不動産業を営んでいる弊社の意見としては、
せっかく名鉄や車など、交通の利便性が高いので、
もっと街を発展させて欲しい。
と、強く願っています。

先ほど不動産が動いていると書きましたが、
日本の人口が減少していく中で、当たり前ですが、
土地の価格は、さがって行きます。

そのため今の地価上昇は限定的だと思います。

購入希望者の多くを占める会社員さんが
不動産を購入できる上限金額に
近づいちゃっていますしね。

なので、不動産を売却されるご予定のある方は、
早めの売却をお勧めしますし、

不動産を購入されることを急がれていない方は、
2-3年待っても良いと思います。

でも、住宅ローンの金利は、
底を打っちゃった感じなので、
何が得かは分かりませんが。。。

そして、そもそも家は
投資として買うもんじゃないですしね。

色んなことを無理せず、
自分のライフサイクルで
家が必要となった時に、
購入して欲しいです。

何年もお付き合いしますので。

仕事のことを書くと
脳内の糖分が減少しますね。。。

スイーツが僕を呼んでいるので、
この辺で。

グレイス不動産株式会社
鬼頭 克郎


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