共有名義の不動産を売却する場合について
【共有名義の不動産を売却する場合】についてです。
不動産の共有名義とは、複数人で同じ不動産を所有することを指します。
例えば、ご夫婦や親子でマイホームを購入されていたり、不動産を複数人で相続した場合などです。
共有名義の不動産を売却される際は、所有者全員の同意が必要になります。
原則、所有者全員に売却のお手続きをお願いすることになりますが、共有者の本人確認が可能で印鑑証明や委任状をいただける場合は、代表者1人で売買契約の締結やお引渡しのお手続きが可能になります。
売却した代金は原則、所有者の持ち分にあわせて分配します。売却諸経費については誰がどのようにご負担されるか決めておく必要があります。
なお、自己の所有分のみ、他人に売却することも可能ですが、後々、他の共有者との間で大きなトラブルになることが容易に予想できるので、実際は一般のお客様が共有持ち分のみ購入されることはありません。
不動産会社に持ち分を買い取ってもらう方法もありますが、弊社では全くおすすめしていません。
更地の土地の場合は、共有者全員の承諾と協力があれば、共有持分割合に応じて土地を分筆して所有権を分け、分筆後に各々の所有となった土地を売却することも可能です。
共有名義の不動産売却はよくあることなので、難しく考える必要はありませんが、売却価格や手続きの進め方など、共有者間でよく話し合っていただく必要があります。
豊明市の不動産売却は、地元で35年以上営業しているグレイス不動産が全てサポートします。
今までの実務経験を基にいろいろな提案をいたしますので、何でもご相談ください。
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