あけましておめでとうございます。
グレイス不動産の東です。
本年もよろしくお願いいたします。
弊社は昨日まで正月休みをいただいており、
ご不便をおかけして申し訳ございません。

年明け早々、能登地方に震度7の地震が起こり、甚大な災害になりました。
被害に遭われた方に、お見舞い申し上げます。
まだまだ余震が続いております、身の安全を第一に行動をお願いいたします。

さて私は、グレイス不動産でエスクローという仕事を行っております。
エスクローというのは、皆様が弊社に売買のご相談をいただいた際に
物件の調査を行う役目です。

今年も皆様が不動産取引をなさる際の大切なことや気を付けることを書いていきます。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

前回は【相続登記】について書きました。
今回は【建物状況調査】について書きます。

建物状況調査(インスペクション)とは、
国土交通省の定める講習を修了した建築士の先生が行う建物調査のことです。

●どのような調査を行うの?
弊社の場合ですと、売主様の同意を得て、第三者機関に依頼し、
第三者機関から派遣された建築士の先生が、建物の基礎、外壁など
建物の構造耐力上主要な部分及び雨水の浸入を防止する部分に生じているひび割れ、
雨漏り等の劣化・不具合の状況調査を行います。

●時間はどれくらいかかるの?
建物の大きさにもよりますが、1時間半から3時間くらいかかります。

●費用は?
建物の大きさによって変わりますが、
戸建150平方メートル未満・マンション85平方メートル未満は税込44,000円
上記以上ですと税込55,000円になります。
オプションで、給排水管路の水漏れ検査を税込11,000円で検査できます。

●どのような建物が対象になるの?
昭和56年6月1日以降に建築された建物(戸建・共同住宅)になります。

建物状況調査を行うメリットととして
買主様側は
1、安心して購入の判断ができる
専門家の調査により建物の状況が把握でき、より安心して購入の判断をすることができます。
2、メンテナンスの見通しが立てやすい
購入後のリフォームやメンテナンス等の予定を見込んだ取引が可能になります。

売主様側は
1、あらかじめ補修部分がわかり、補修するか・そのまま売却するかを検討できます。
2、検査に合格したら、建物瑕疵保険の保証がつけられるので、付加価値を付けて売却ができます。

また、建物状況調査を行い、売主様が指摘箇所を補修し、検査会社が補修確認をすることにより、
買主様は住宅瑕疵保証保険の申込ができます。
保険料をお支払いいただきますと、引渡し後、最長5年間構造耐力上主要な部分や
雨水の浸入を防止する部分等に欠陥が発見された場合、
既存住宅売買瑕疵保険を活用した保証(最大1,000万円)が受けれます。
売主様は、買主様が瑕疵保険に加入いただくことで、契約不適合責任の心配が減ります。

ご売却される方も、ご購入される方にとっても大切な不動産です。
建物状況調査も弊社にお問い合わせいただけますと幸いです。

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グレイス不動産 東

 

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