こんばんは。鬼頭です。
昨日の雪の中、

中部定借機構開催の、
平成26年度 税制改正講習に参加してきました。

今年度はそんなに大きな改正はありません。ざっと、
●給与所得控除の減少
●ゴルフ会員権などの譲渡損の損益通算の廃止
●耐震リフォームをする中古住宅の減税拡大
●相続財産の譲渡による課税の特例の減少
●長期所有事業用資産の買換え特例の廃止

と、耐震リフォーム中古住宅以外は、全部増税です。
特に、相続財産譲渡の特例縮減は、
土地を所有されている方にとって、とても痛い改正です。

これで、更に平成27年1月1日から、
相続税が大幅に増税されます。

旦那さんが亡くなり、奥さんと子供2人で相続する場合、
現金や不動産の価格が4800万円以上あると、
もう相続税の対象です。
感覚論ですが、豊明市の5家族に1家族は相続税の対象になってくると思われます。

今後は、小規模宅地の評価減や、定期借地契約を利用して、
より一層、お客様に提案をしていかなければなりません。

不動産を誰の名義で所有するかによって、
課税が大きく変わります。
不動産業者の腕の見せ所です。

グレイス不動産株式会社
鬼頭 克郎