こんにちは。鬼頭です。今日から豊明市の小学校は新学期ですね。
子供たちが学校に行き、家が静かになり、ホッとしています。

さて先日、平成27年の公示価格が発表されました。
毎年書いていることですが、公示価格とは、国土交通省が発表する、
毎年1月1日時点における土地の価格で、 一般的な土地取引の指標です。
あくまで税金上の評価なので、不動産取引の参考にはなりません。
公示価格と実際の相場とは大きく異なります。

新聞などでも、昨年に引き続き、
名古屋圏・西三河の地価が上昇しているという報道がされています。

リニア中央新幹線への期待感と、トヨタ系の好業績の影響もあり、
公示価格が上昇しています。

名古屋市を除く住宅地の上昇率が高い地域は、
1位 日進市  3.1%
2位 大府市  2.7%
3位 東郷町  2.3%
4位 長久手市 2.3%
5位 刈谷市  2.2% です。

名古屋市緑区は、2.9%の上昇です。

そして豊明市の状況ですが、上記報道の通り、
住宅地は、沓掛町が横ばいで、それ以外の地点で公示価格が上昇しました。
商業地は横ばいでした。

公示価格の平均値を算出すると、前年比約1.7%の上昇です。
上昇率は高いようにみえますが、
前述の近隣都市と比較しますと、豊明の上昇率は低く、
近隣都市と比較すると取り残されている感じになっています。

豊明で30年間不動産業を営んでいる弊社の意見としては、
もっと都市計画を見直して欲しいと強く願っています。

さて先ほど、前年比約1.7%の上昇と申しましたが、
その前年は約3.7%の上昇ですので、
この2年間で約5.4%上昇したことになります。

豊明市の土地の平均坪単価を40万円と仮定すると、
2年で坪単価が2万円上昇した計算になります。

現在豊明市の不動産市場はミニバブルのようになっていますが、
また消費税が上がってしまうので、来年はどうなるか分からないです。

僕の体重と一緒ですね。

グレイス不動産株式会社
鬼頭 克郎


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