こんにちは。鬼頭です。
先日、平成25年の公示価格が発表されました。

毎年書いていますが、公示価格とは、国土交通省が発表する、
毎年1月1日時点における土地の価格で、
一般的な土地取引の指標となるものです。
という建前ですが、実際の相場とは異なりますので、
数値自体は実際の不動産取引の参考にはなりません。
が、相場の傾向が分かる数値です。

今年は、新聞などでも、名古屋圏・西三河の地価が
上昇傾向にあるという報道がされています。
アベノミクスの影響もあり、地価が回復するのでしょうか?
土地の市場価格は売主様と買主様、双方のご希望が合って決まります。
土地価格を上昇させるためには、
買主様の年収が上昇することが絶対条件ですが、
そちらも回復の兆しがあるのでしょうか?

さて、豊明市内の状況ですが、上記のような報道にも関わらず、
豊明市内の全地点で横ばいでした。
お隣の名古屋市緑区や刈谷市の住宅地の平均価格が
ほとんど上昇していますので、とても寂しい気持ちになります。
豊明は魅力が少ないのでしょうか?不動産業者の視点でも、
まだまだ街を発展させることはできると思うのですが・・・。

また、報道にもございましたが、
土地価格の二極化が鮮明になって参りました。
当社が昨年1年間、豊明市の住宅地でお取引いたしました土地価格も、
最高値が坪55万円、最安値が坪20万円と、
倍以上の開きがございます。
立地や、接する道路、土地の高低差などの条件によって
価格が大幅に変わります。

本当に、豊明の街は都市計画を見直せば、
もっともっと良くなる要素が沢山あるのですが・・・。
もったいないです。

グレイス不動産株式会社
鬼頭 克郎