こんばんは。感傷に浸ることもある鬼頭です。

アメリカでは、今日が9月11日。
どっかのニュースで、流れてて、
少し昔を思い出しました。

前にも書いたことがあると思いますが、
テロがあった時、
ちょうどアメリカに留学していた時でした。

西海岸の田舎に住んでいたので、
早朝にホストマザーの大きな叫び声で
目を覚ましたのを今でも覚えています。

ちょうど妻(当時は彼女)が、
アメリカに遊びに来ていて、
テロの3日後に日本へ帰国する予定でした。

なので、帰国日に空港まで行きましたが、
多くの飛行機が飛ばない状況でしたので、
空港は、ものすごい大混乱。

もちろん妻が乗る予定だった飛行機も飛びません。

広いLAXを駆けずり回り、
方々交渉して、何とかその日中に日本行きの飛行機に
乗せてもらうことができました。

3日間、ずっと空港で待たされています。
という日本人の方も沢山いらっしゃいましたので、

これまでの人生の中で一番、

英語ができて良かったー。

と思った瞬間です。

って、昔書いた記憶があるな。この話。。。

で、今日書こうと思ったのは、
この話じゃなくて、

飛行機の話もそうですが、
テロを境にアメリカの空気は一変しました。

明確に、アメリカ人かそうじゃないか、
で分けられます。

オサマっていうモロッコ人の友人がいたんだけど、
大変そうだったなぁ。
今となっては笑い話にできるけど。

元々人種差別の酷い国ですが、
それに拍車が掛かりました。

テロのどれくらい後だったか忘れましたが、
当時のグラウンドゼロに行きました。

まだまだ追悼の色が濃い状況でした。

その時に、ソコで販売されていた
一冊の本を買いました。

そしたら、その本を販売していた人に、
「てめぇ。こんなん買いやがって、ばかやろう。」
と言われたのも、よく覚えています。

英語が分からないと思われたんでしょう。

それも仕方のない事だと思います。

これが機会で、
アメリカという国が分かりましたし、
パトリオシズムとナショナリズムの違いを学べました。

今、日本でも、うだうだやってますが、
みんな日本から出て、
外から日本という国を見ると良いと思います。

自分の考え方が変わると思います。

特に若い方の海外に出る数が減っていると聞きます。

井の中の蛙でいるのではなく、
どんどん日本から出て行って、海外に住み、
外から日本を見て、
日本人としての誇りを持って欲しいなー。
と強く願っています。

そしたら、「バナナのくせに!!」

って言われても、

「黙れ白ブタ。ケツの穴、蹴り上げるぞ!!」

って、言い返せるように、なれると思います。

ん?バナナも白ブタも俺のことか。。。

グレイス不動産株式会社
鬼頭 克郎


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