こんばんは。愚息の大学受験がひと段落したので、
私の人生の備忘録として、ブログを残します。
もうすでにオチをご存じの方も、
オチが出てくるまで、しばらくお付き合いくださると幸いです。

 

さて、我が家の愚息ですが、
中学受験をし、中高一貫の全寮制男子校に入学しました。

 

愚息の名誉のために言いますが、
中学受験で一度は勉強をし、偏差値は50くらいありました。
世間ではすごい学校って見られていますが、
実際には、すごく地頭が良い子と、
愚息のように、学力は置いておいて寮生活が合いそう。
という子たちの二極化の学校です。

 

なので、地頭の良い子には手厚く、
そうでない子は、自分で頑張らない限りほったらかし。
という状況でした。

 

勉強をしたくない愚息は、
どんどん学力もさがり、
受験期を迎える年には偏差値は30に、
最終成績は理系ブービーという立ち位置に。

酷い教科はマーク模試で0点を取るという快挙?
偏差値20台なんて初めて見ました。汗
思わず担任の先生に、
「愚息はこの科目受験しなかったのでしょうか?」
と尋ね、先生から、
「受験してたはずなのですが・・・。」
と共に頭を悩ませる結果に。

 

そんなに勉強したくないなら、
高校卒業して働けば良い。
って、常々話をしていましたが、

愚息から、「大学へは行きたい。
剣道の関東学生選手権に出場したい。」
という希望を伝えられます。

 

6年の最初の三者面談で、寮長さんから、
「現役で名のある大学に入ることは難しいから、
2年計画で受験するのはどうですか?」
と薦められます。
ただでさえ勉強したくない愚息が2年も勉強するわけがないので、
「いえ。一年頑張ってみて、合格をいただけた大学に進学します。
どこも合格をいただけなかったら、就職させます。」
とお伝えし、愚息の受験勉強がスタートします。

 

さて、一言で勉強する。と言っても、
今まで体育以外何もしてこなかった愚息。
「お前、何ができて何ができないんだ?」
と尋ねても、
「全部」という答え。

 

「いや、それじゃ話にならないから、どれが苦手か、
具体的に教えてくれよ。」
と再度尋ねても、
「もう、どの教科もさっぱり分からないんだって。」
という回答。

 

じゃあ、仕方ないから遡って勉強するしかないな。
と、高2→高1と振り返りをします。
一応、中学まで戻ると分かることが分かり、
高校1年の範囲から学び直すことになりました。

 

当初、学校で使用している教科書と問題集をやっていましたが、
なかなか理解も深まらず、困っていました。

 

あるとき、一般生仲間の親御さんから、
「学校で使ってる問題集はやったらダメだよ。
あれはレベルが高いから、できない子供たちには理解できないよ。」
と教えてもらい、自学自習できる参考書のリストをいただき、
武田塾やマナビスのブログやYou Tubeを観るよう教えてもらいます。

 

それから、ブログやYou Tubeを観まくって、
参考書を探します。
参考書はどれが合うのか分からないので、
各教科何冊か立ち読みさせてもらって、
最後は愚息が読み、参考書からやり直しします。

 

そうした結果、ある日愚息から、
「自分は、数3と理科と古典が壊滅的に分からない。
だから文転して数学利用受験をしたい。」
という話をもらいます。
「え、あなた、受験期の夏を迎える今頃、何を言い出すの?」
と家族で大モメになります。

 

と言っても、
英-数3ー理科2科目で受験したら、
どうしようもなくなってしまいます。
でも今更、学校も文転できません。

 

仕方がないので理系クラスで数3も理科もやりながら、
受験は英-数2B-国か、英-国-社で受験する2択になります。

 

本当は共通テストを利用するためには、
広く浅く5教科を進めた方が良いのは分かっていましたが、
今のペースで勉強を進めても、
理科や社会までは手が回らないことも、
愚息はうすうす気づいていたようです。

 

なので、学力が一定値になるまで、
英-数2B-国の3教科に絞り、
どこかの私立大学に引っ掛かることに望みを掛けることになります。

 

と言っても、学力がすぐに上がることはありません。

 

そんな頃、英検2級をもっていると入試での優遇幅が大きい。
という話を聞きます。
そのため愚息に、「意地でも英検2級を取れ。」と指令を出し、
何か月か掛けて、最終的には何とか英検2級を取得します。

 

国語は、日々こつこつやって、待つしかありません。

 

一番の問題は数学です。
基礎から分かる参考書を読んでも、
問題を解いて、解けなかった問題の解説を読んでも、
分からないものは分かりません。

 

回答もAはCである。と飛ばして書いてあるけど、
数学が分からない子には、
AがBになってBがCになる。
って書かないと理解ができないです。

 

分からないところは先生や同級生や後輩に聞けよ。
と伝えてありましたが、
先生は下々のことまで手が回らない。
同級生は一緒に戦っているので、時間を使わせるわけにはいかない。
コロナ対策で後輩との交流は禁止。
と質問できる状態にありません。

 

あとが無くなってきた愚息は、
とうとうプライドを捨て、
休みで帰省する度に、ちびっ子に質問するようになります。

 

数3までを教えることができるちびっ子がすごいのか。
ちびっ子に質問できる愚息がすごいのか。
どちらがすごいかは分かりませんが、
ちびっ子のおかげで数学だけは、
ベクトルが苦手と苦手が分かるくらいまでになり、
ベクトルじゃなければそこそこの武器になるところになりました。

 

最終的には、理社漢文は全く手を付けることなく、
当たるかどうか分からない数学の槍と、
槍に比べて鉛筆くらいの大きさの英検2級
という武器で入試に臨むことになります。

 

続く

八幡竈門神社


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