こんちには東です。

私はグレイス不動産で物件調査の仕事を行っております。皆様が弊社に売買のご相談をいただいた際に、
物件調査を行い、売却の際に買主様にお伝えする資料を作成する役目です。
皆様が不動産取引をなさる際の大切なことや気を付けることを書いていきます。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

土地の売買時に、売主様は買主様から「確定測量」を求められることが多いです。確定測量とは、隣地所有者や
道路管理者(市や県)との境界を確認し、互いに異論がないことを証明した図面を作成する手続きです。
この手続きの目的は、後々の境界トラブルを防ぐことにあります。

売主様の依頼を受けて測量士の先生は
●法務局や自治体の資料をもとに、土地の位置や形状を確認します。
●隣接する土地の所有者や道路管理者と境界を現地で確認し、同意を得ます。
●測量を行い、既存の境界標がある場合は、それを利用します。境界標がない場合は、新たに設置します。
●境界の位置や面積、境界標の種類と座標を正確に記載した図面を作成します。
などの作業を行います。

境界杭は正式には境界標と言います。境界標は土地の境界を示す重要な目印になります。
不動産登記規則では、地積測量図に「境界標(筆界点にある永続性のある標識)」の表示を記載するよう定められています。
この「永続性」のため、木杭のように腐食するものは使用されません。
境界標は、隣地所有者や道路管理者の同意を得たうえで位置を確定します。
たとえ既存の境界標が動いていたり失われたりしても、同意を得て適切な位置に戻し、必要に応じて新たに設置します。
また、境界標の種類を変更する場合も、同意が求められます。
近年はGPSを活用した測量で、境界標がなくても正確な位置を測定できるようになりました。
しかし、境界標は土地の所有者にとって「自分の敷地の位置を示す重要な目印」であり、動いたり変更されたりすることで
トラブルが生じることもあります。ご所有の土地に境界標が設置されているか、確認することをおすすめします。

境界標は土地の境界を示す大切な存在です。
確定測量の際には、隣地所有者との協力が不可欠で、正確で公正な測量が求められます。
安心して土地の取引を行うためにも、確定測量を測量士の先生にお願いして実施することが大切になります。
確定測量費用については弊社提携の測量士の先生ですとおおよそ30万円から50万円くらい必要になります。

豊明の不動産に関することなら、グレイス不動産にお問い合わせいただけますと幸いです。

以前のブログはこちら

登記簿謄本の見方
公図・測量図・建物図面
都市計画
建築基準法道路
法令の制限
ライフライン
ハザードマップ
建築確認申請
不動産ご購入時の税金
土地売却時の諸費用
住宅ローン控除
相続登記
建物状況調査
令和5年4月の民法改正
住宅の地盤調査方法
建物の解体工事
マンションの売買
契約書の特約
既存宅地の調査
物件状況確認書
外国の方との契約
地価
確定測量
土留め
雨水排水
相続登記
土地区画整理
抵当権抹消登記
水道の配管経路
42条2項道路
特定都市河川浸水被害対策法
閉鎖登記簿
重要事項説明書
電線・電柱の越境
砂防法
農地法と地目変更の基本:豊明市の不動産取引ガイド
台帳と建築計画概要書
建築基準法第42条1項3号道路
道路後退の考え方
がけ条例
市街化調整区域での建物建築
農地法について
相続登記について
大規模盛土造成地
ハザードマップ
位置指定道路
不動産引渡しの手順と必要書類を解説
市街化調整区域における既存宅地調査について
農地売買について
権利証について
公図について
地中埋設物の越境について
道路内民地について
がけ条例について
公有地拡大法について
壁面後退について
寺池土地区画整理事業について
道路内民地の寄付
盛土規制法
調整区域の調査方法
住まいのエンディングノートの活用方法
相続物件の調査
南海トラフ地震

グレイス不動産 東

 

\不動産の売却相談はこちら/

住宅ローンや資金に関するお悩みはありませんか?
LINEからご相談できます!

グレイス不動産ホームページ


グレイス不動産では一緒に働くスタッフを募集しています!

職種は【営業職】です。
詳しくはこちらをご覧ください。

豊明市グレイス不動産 スタッフブログ


グレイス不動産もライン公式アカウントやってます!

ご登録お待ちしています♪

友だち追加