こんちには東です。皆様が不動産取引をなさる際の大切なことや気を付けることを書いていきます。
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

今回は、【液状化】について書きます。

液状化とは、地震による強い揺れによって、地下水位の高い砂地盤が一時的に液体のようになる現象です。
液状化現象が起きますと、建物が沈下・傾斜したり、地中のマンホールなどの埋設物が浮き上がったり
といった被害が発生します。

液状化が起こりやすい条件は、緩い砂質地盤、地下水位が高い、強い地震動の3つが揃った場合になります。

液状化は、地震の振動によって、安定していた砂の粒子の結合が崩れることで起こります。
粒子がバラバラになると、その間にあった地下水に圧力が集中し、地下水圧が上昇します。
その結果、砂粒子が浮き上がり、地盤がドロドロの状態になってしまうのです。

液状化が発生しやすい場所は、埋立地、河川敷・旧河道、沼地跡、海岸沿い、
川の三角州や砂州の間の低地、湧水地の周辺など
地形的特徴のある場所で発生しやすいとされています。

液状化が原因となる被害には、建物の沈下・傾斜、地下埋設物(下水道、ガス管など)の浮上
地面からの噴砂・噴水現象、地盤の滑りや崩壊などの被害が挙げられます。
液状化の被害は生活インフラや建物の安全に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

豊明市における液状化リスクの調査の方法としては、
『豊明市防災マップ』が挙げられます。

『豊明市防災マップ』には、
南海トラフ巨大地震による震度の予測と地域ごとの液状化リスク
が視覚的に示されています。

豊明市における震度予測は震度6弱と震度6強の2段階で示されています。
震度6弱は、固定していない家具の一部が移動・転倒。古い木造住宅では壁に亀裂、傾きが見られる。
震度6強は、ほとんどの家具が移動・転倒。補強のないブロック塀の倒壊。古い木造住宅の倒壊も増える。
といった現象です。

液状化マップは、液状化の可能性を大、中、小、ほとんどない、ない、水域の6段階で分類しています。

弊社の物件資料で表記している震度や液状化は判断が微妙な箇所については、より被害が高いほうを記しております。

また、住宅を建てる土地をお選びになる際に、水害ハザードマップ、土砂災害ハザードマップ、
防災マップ(地震・液状化)をご覧になられて、建設地選びをなさると思います。
現在は液状化以外にも色々なリスクが公開されております。
すべてを考えると選択肢が非常に限られてしまうため、
「どのリスクなら自分や家族が許容できるのか」を家族で話し合うことが大切になります。

土地選びで特に重要なのは、地図には載らない“地域のリアルな情報”です。

グレイス不動産は豊明市で40年以上にわたり不動産取引を行ってきました。
地元に根ざした業者だからこそ知っている「周辺環境」など、
ハザードマップではわからない点も多数ございます。

土地選びや災害リスクに関して不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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